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2008年4月 4日 (金)

横須賀の米兵犯罪は「人殺し訓練」を受けた者固有の犯罪

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横須賀のタクシー運転手殺害事件は、事件発生直後から車内にあったクレジットカードが米兵のものであることなど、直感的にも犯人は米兵だと日本人なら多くがそう思っただろう。だが、米軍基地内に拘束されていることがわかってから10日も経ってやっと日本の警察が身柄を拘束した。最初から刃物をもってタクシーに乗り、殺害したことも認めたうえで「『人を殺せ』『刃物は知人の女の家から持って行け』という内なる声が聞こえた」などと言っているという。こういう発言は裁判になって精神鑑定を必要とするように見せかけるか、ほんとうの「精神異常」かのどちらかだろう。容疑者の米兵は「カウペンス」という米第7艦隊のイージス巡洋艦の乗り組み員。このイージス艦は横須賀港を母港としペルシャ湾からイラクにむけてミサイルのトマホークを11発も打つなどイラク攻撃の先頭を切った戦歴を持つという。こういう艦船での経験者のなかには自殺者や精神異常者を生むことはあとを絶たないという。だいたい常日頃から人殺しの訓練ばかりをしている異常な世界なのだから、頭の中がおかしくなる人が出ても不思議ではない。基地の町、横須賀市では米兵による凶悪事件が何度も起きている。昨年7月には女性二人を刺し1人は重傷となった。06年1月には米兵がパート社員の女性の顔面や腹部を殴打し、足蹴にして殺害、現金を強奪している。この女性の夫、山崎正則さん(60歳)は「しんぶん赤旗」紙上で積もる思いを語ったなかの一節に、「事件を知ったとき、すぐに米兵だと思いました。状況が好重(よしえ=殺害された妻)を殺されたときと同じだと思いました。人間を人間と思わずに殺すことになんのためらいもない、人殺しの訓練を受けた者にしかできない殺し方です」というくだりがあったがほんとうにそうだと思う。この米兵は、ナイジェリア国籍だという。これは、理由はどうあれウソを言ってでも戦争することしか脳のないブッシュ政権のもと、アフガンやイラクへ攻め込み、人殺しのかぎりをつくしているが、こうした部隊に行くことにイヤ気がさし、人気も落ち込み米兵が不足している。それを補うために外国籍の人でも軍に入れ、今では68000人、全米軍の5%もある。イラク戦争等で亡くなった外国籍の兵も三ケタになるという。それでも米兵の補強のため基地内の大学への進学や将来の米国市民権(国籍)を得やすいように条件緩和を餌に積極的に外国籍兵士を雇っているというのだから恐ろしい。勝つ見込みもない戦争、文化、宗教、言語のちがいなどによるストレスなどもあって、本来の人間らしい頭ももてなくなるのだろう。だから米兵による犯罪は上層部が「再発防止」を何回しゃべろうが後をたたない。それにつけても今回の事件で、ことさらに敏速だったのはシーファー在日米大使と在日米海軍司令官らの謝罪である。横須賀市長、外務大臣、そして神奈川県知事と東京、神奈川を謝罪めぐりした。テレビ映像で見る限りでは、横須賀市長は心底からの怒りを表明していたが、高村外相に至っては、「なんだ、あれは…」って思うほど、抗議することもなく「再発防止をよろしく」というお願いじゃん。それと、シーファーらは殺害現場に花を手向けたが肝心の被害者の親族などに謝罪に行ったという報道は聞かれない。今日のニュースではやっと運転手が勤めていた会社には行ったという。なにはともあれ、謝罪に行く最初は被害者宅ではないのか。怒り心頭である。シーファーらにとっては8月から横須賀に国内で初めて米海軍の原子力空母を配備しようとしているから、首長などをまわって「絵になる」ようにして反発をさけようという思いがミエミエだ。そしてシーファーは外務省で「再発防止のために何でもする」と言ったそうだが、ならば「米軍はアメリカに帰ってくれ」「ヤンキー ゴー ホーム」って言えばいい。「再発防止」はそれしかない。いくらシーファーが約束してもたかが大使の力じゃどうしようもないし日本の誰も信じないだろう。こんなに連続する米兵の犯罪に対して、「アメリカへ帰れ」どころか、手をすり合わせ、平身低頭して「綱紀粛正」しか言えない日本政府っていったいどこの国民を守るのですか。オー恥ずかしい!

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