« 審議もせず「エイヤ!」で社会保障斬りした無能ぶり | トップページ | 人類の生存さえ脅かす投機マネー »

2008年7月24日 (木)

こんな破廉恥なアメリカの言い分許せるか?

 アメリカという政府はどこまでも日本を馬鹿にした国なのだろう。首都をはじめ日本のあちこちに米軍基地をつくり、その土地代も払わないし、従軍兵士が日本人に殺人や強盗、婦女暴行などありとあらゆる犯罪をやらかしている。それなのに、最近、シーファーという在日の米国大使が「日本は軍事費をもっと増やせ」と露骨に要求しているというのだ。なんの権利があって駐日大使の分際で日本に内政干渉するのだ。アメリカの国防費はアフガニスタンとイラクでの戦争の費用が膨らんで1998年当時の2520億ドルから07年には4810億ドルとほぼ倍になり、別に、アフガニスタン、イラクでの戦費1420億ドルと膨れ上がっているため、日本に軍事費を増やせと迫っているのだ。アメリカがアフガンやイラクで戦争を起こしたこと自体国際的に見ても違法なことだ。そんなことまでしてもう何年も決着もつけられず、アフガンではタリバンが猛烈に勢力を拡大し、イラクも泥沼化している。戦争「政策」では解決できないのがはっきりしているのにいつまでも兵士を増強してドンパチばかりをやって、CO2も撒き散らしている。アメリカはかつて17年前ソ連が崩壊したとき、父親のブッシュが「アメリカは西側の指導者から世界の指導者になった」と謳歌したが、世襲の息子が馬鹿な戦争ばかりすすめるものだから、いまや世界から総スカンを食らっている。挙句の果てに日本に軍事費の増額を迫るなんて廃れぶりが分かるというものだ。シーファーは日本の軍事費がGDP(国内総生産)1%切ったからけしかん、NATOのどの国よりも低いと難癖をつけるのだが、日本の軍事費はいまや5兆円近くで世界第5位なのだ。このお陰で75歳以上の高齢者を姥捨て山に棄てるような重い負担を押し付け、さらに消費税を上げるなど、社会保障は毎年切り捨てることがやられているのだ。シーファーは日本で何様と思っているのか知らないが、内政干渉はやめろと言いたい。もうひとりおかしな人物、アルビス国務副次官補とやらが毎年2000億円を超える「思いやり予算」が90億円減ったから「見直しする」とか言っている。いったい、日米地位協定を知っているのか。協定では米軍基地内の駐留費用はすべて米軍の負担となっているのだ。どこに日本負担と書いてあるのか? ところが1978年金丸信という金塊政治家が、「思いやり」と称して62億円出したことがきっかけで未だに続いているムダ予算なのだ。まあ、頼まれてもいないのにこちらから出してやるという、日本のバカ政治家のお陰もあるけど78年から08年度まで2兆7418億円もくれてやった。それを08年度は90億円減らされ2083億円になったとイチャモンつけているのがアルビスとかいう人の愚連隊みたいな言い分だ。日本が「思いやって」まで提供したのだから「ありがとう」の一言ぐらいあるのが常識だ。それどころか「包括的に見直す」なんて脅迫するのは破廉恥極まりないではないか。全額ただちに廃止してもアメリカはなにも言えない立場なのだ。まだまだあるインド洋上で米軍に給油している油代も全額日本が負担し、米軍再編のために3兆円も出すという、こういうムダ金をなくせばいいのに、アメリカかぶれしている自公内閣はこうしたムダ金にも手をつけない。残念ながら仮に民主党が政権を担ったとしても、同党も「日米同盟絶対論」という枠内から抜けられないので期待できない。肝心なことは政権の担い手を変えることではなく、改革の中身を変えることだ。次の総選挙でここは一番、どんな大国にも屈せず毅然と道理に基づいてモノをいう共産党を大きくするしかないだろう。

|

« 審議もせず「エイヤ!」で社会保障斬りした無能ぶり | トップページ | 人類の生存さえ脅かす投機マネー »