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2008年8月29日 (金)

コワイ局地的大雨は地球温暖化と関係あるの?

 今日は朝から関東、東海地方での集中豪雨による被害のニュースが何度も報道されている。そういえばこの頃集中豪雨だの落雷だのが多い。7月末の神戸市都賀川で川遊びをしていた子どもを含め7人が犠牲になった大雨。8月上旬の集中豪雨で東京・豊島区でマンホール内の下水管補修作業をしていた労働者5人が犠牲になるなど人的被害と家屋の浸水、田んぼや畑の冠水による計り知れない被害を受けている。局地的な大雨で人の予想以上のスピードで川や下水管があふれた犠牲は痛ましい。とりわけ、マンホールという逃げ場のない暗がりでの増水や、普段は親水公園として川自体が公園になっているようなところで、雨が降り始めたとたんに上流から鉄砲水のごとき速さで襲ってくる恐怖は想像しただけでも大変怖いことだ。昨夜来からの関東、東海地方でも人的被害と稲の刈り入れ直前の田んぼが冠水してコメの収穫もダメとか、道路、交通関係に多大な被害を及ぼしているようだ。愛知県岡崎市では今朝2時から一時間の雨量が140ミリとかで、24時間で300ミリというから想像を絶するすさまじい雨量だ。都市部の排水能力は最大一時間60ミリぐらいを想定しているというから、その倍の雨量では想定外だという。普通、時間雨量が30ミリから50ミリを「バケツをひっくり返したような」という。50ミリから80ミリを「滝のような雨」と言い、80ミリ以上は「息苦しくなるような圧迫感、恐怖を感じる」という表現だ。140ミリなんて雨が一時間も続けば街なかはマンホールから逆に水が噴出すような光景になり、小さい河川ははんらんするだろう。ところで局地的な集中豪雨の回数は30年前と比べて今日では1、5倍以上に増えている。これまで夏場に都市部で発生する集中的豪雨は、建物や自動車から大量の熱を発生して緑地や河川の少ない大都市の気温が、まわりよりも急激に高くなるヒートアイランド現象が原因だといわれ、上空に上昇気流が発生し、大雨や突風の元となる積乱雲を発生させるためだと言われてきた。コンクリートがやけに目立つ大都市は見るからに暑苦しいから余計にそう思う。しかし、近年は、夏場だけの都市部だけではなく、愛知県岡崎市もそうであるが、地方の都市を含め各地で起こっている。これにはやはり前線や台風による影響に、地球温暖化の影響が合わさって気象の変化を生んでいるとも言われる。わたし的にはそのメカニズムはよく分からないが、政府の「異常気象レポート」にも「地球温暖化の影響が現われている可能性がある」って述べているらしいから、日本のどこでも発生すると考えて対処する必要がある。でも気象庁によれば突然の豪雨は「予測が難しい」そうだ。それでも懸命に研究し、予測技術の開発に取り組み始めた。しっかりとした対策をお願いしよう。同時に神戸市の小河川で起きた痛ましい事故からの教訓として、「親水公園」としているところはもちろん、短時間の雨でも激流となりやすい川には、子どもにも分かる文言の立て看板や音が出る警報装置の設置などを行政が目配りする必要がある。マンホール内で作業するような事業所は、気象情報を詳しく取得し、現場での早めの避難体制の確立などに習熟してほしいものだと願う今日この頃だ。

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