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2008年8月20日 (水)

麻生幹事長の農水相擁護の稚拙さ!

 いささか執念深いと言われるかも知れないが、太田誠一農相の食の安全について「国民がやかましくいろいろいうと、それに応えざるをえない」とテレビで発言したいわゆる「国民やかましい」問題は、前回も書いたように、首相でさえ任命責任は無視しているがそれでも「適切ではない」と言われ、消費者行政担当大臣からは「不快感」を発せられた。ところが驚くべきは麻生自民党幹事長が「『やかましい』とは、関西以西では別に普通の言葉だ。『あの人は選挙にやかましい』といえば『よく知っている』という意味だ。太田大臣の話だけが言われるのはちょっとどうかと思う」と19日の記者会見で言った。そんな記事を見て、あらまあ、与党の大政党の幹事長たるものがこの程度の知能指数だったのかと改めて感服した次第である。前にも書いたが、豪勢な政治資金を闊達に使い、一年で173回、3500万円も飲み食いするのが「国民の目線」だという政党の幹事長だから、政治も豪腕なのかな?と思いきや、その知能指数には驚くやら、これが日本の政治家の大幹部かと思ったら情けないやらだ。「国民やかましい」は普通ということで農相をかばったつもりで今ごろ意気揚々としているであろう。「やかましい」は広辞苑では「騒がしい。静かでない。そうぞうしい。うるさく小言や理屈をいう人」とある。だから、福田首相じゃないけど言葉的にも使用は「適切でない」ことは確かだ。関西人であるわたし的にも最初に聞いたときは麻生氏のいうような「普通」にはとても受け取れない怒りがこみ上げたのも事実だ。だが、麻生氏の知能指数では「やかましい」という「言葉のすり替え」でお茶を濁した。いわゆる「食の安全」をはじめとする消費者行政は、福田首相がもっとも売り込みたいテーマである。だが、太田氏のテレビ発言は、消費者・国民が食の安全について過剰に反応しているだけだという意味をもっている。「やかましいから対応してやる」にすぎない本音を現したものだ。「食の安全」について国でもっとも責任をもって進める立場にあるのが農水相ではないか。その農水相が「国民がやかましいから対応する」程度の低い責任意識でしかないということを暴露したに過ぎない。実際にいまでも中国製ギョーザや国内での産地や品質偽装など問題山積である。米国のBSE牛肉問題でも韓国では政権を揺るがす大問題になっている。根本的には食料自給率が4割に落ち込んで、ますます外国産に頼らざるを得ないときに、「消費者・国民がやかましいから」という程度のきわめて消極的な農水大臣では国民が信頼できないは当然だ。どうして大臣になったからには、せめて自給率をいつまでに50%にするとか、食の安全については農水省あげて取り組むとか、中国製ギョーザについては近々に解決するとか言えないのか。麻生氏の知能指数ではたんなる言葉のすりかえでしかご理解していないようだが、「閣僚の暴論」という本質はそういう深い問題をもった国民の怒りだということを知らない浅はかさでないか。そういえば毒入り中国製ギョーザでは中国の中でも被害があったということを、中国の当局からサミットの頃に通知があったというのに、1ヶ月以上も日本ではひた隠しにしていたことも全く納得がいかないよねえ。いずれにせよ太田さんは大臣失格ものだよね。

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