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2008年11月23日 (日)

太郎さんと一郎さんの迷走ごっこで国民そっちのけ

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太郎さんと一郎さんが国民そっちのけでマンガチックな「迷走ごっこ」をしている。テレビが中継する「党首討論」を堂々とやればいいのに、それを逃げ回っている一郎さんが何を思ったのか、17日夕に突然一郎さんからもちかけて緊急の「党首会談」をやった。昼間に申し入れてその日の夕に開催だからもちろんテレビ中継はなし、双方ともごく一部の側近を従えての「会談」だからこれはまさしく密室の「怪談」めいている。一郎さんいわく「“追加経済対策”を含む第二次補正予算を今国会に出せ。そうでないと新テロ特措法延長案を参議院で採決しない」と迫る。このとき太郎さんはあいまいな回答で物別れ。一郎さんには面と向って言えないらしく、はるか離れたペルーのリマというところで「あの人(一郎)は信用できない」と、補正予算の今国会提出の先延ばしを示唆した。そもそも第二次補正予算には太郎さんの肝いりで大宣伝している2兆円の「定額給付金」も含んでいる。ぶち上げた10月30日の記者会見では、「国民のくらしをまもるためのスピードが大事」とか言ったはずだ。スピードが大事なら速く提出すべきなのにここにきてトーンダウンなのは、この定額給付金があまりにも国民から総スカンを食らって、肝心の閣僚からさえ異論が出るほどまとまらない。結局、金は出すからと地方自治体に丸投げだ。すると地方の首長さんからも総スカンで右往左往。一方の一郎さんの民主党も「定額給付金は白紙に」と言いながら、それを含む2次補正予算案を早く出せ、さもなくば新テロ特措法延長の採決はさせないぞという。民主党は衆議院では新テロ特措法は「(審議は)一日でいい」と採決に応じて衆院通過に協力した。また、後期高齢者医療制度の廃止法案には民主党も賛成しておきながら、その存続を含む第1次補正予算案にも賛成する迷走ぶり。一郎さんのこの迷走の原因はともかく審議なんてどうでもいい、早く国会解散のためならなんでも協力するという立場からである。これというのも読みが浅くて「解散があるぞ」と党の候補者にハッパをかけてきたメンツがあるので早期解散に追い込みたいわけだ。ところが太郎さんは解散を先延ばしと見るや一転して「対決」姿勢である。まさに国民そっちのけで法案を解散の取引に使う迷走ぶりである。これが「自民VS民主」の「2大」政党の姿なのだ。情けないことこのうえなしである。さらに加えて太郎さんの失言、暴言の連発と公式な場での漢字の読み違えもひどい。「首相に何を望むか」という世論調査には「漢字のお勉強」というのが10%もあったとか。現役の学習院の女子学生がテレビで「あの人、まじめに大学生やったの?」「学習院の恥」とかの声まで出る始末。失言語録で私立幼稚園のPTAの大会で「しつけるべきは母親だ」、医師不足に関連して「社会常識が欠落している医者が多い」とのたまった。社会では太郎さんの方が社会常識が欠落していると思っているから、ちゃんとしつけなければならないのは太郎さんである。陳謝をしても「全国の医師会員が納得するとは思っていない」(医師会)というのは当然だ。とうとう週刊誌では「マンガばかり読んでいるからだ!」「おバカ首相」「常用漢字で中学レベル」という見出しが踊った。こんな人に「子どもの学力向上を」なんて言われたくない。いまや与党のなかからさえ「選挙の顔」どころか「クビのすげ替えにまた総裁選を」の声も。え~また総裁選?…たまらないのは国民だ。二ヵ月前の総裁選で圧勝するほど太郎さんに投票した自民党国会議員と全国の自民党の皆さんは総ざんげせよと言いたい。選んだ責任があるのだから…。国民を馬鹿にするのもほどほどにしてほしいもんじゃ…。

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