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2008年11月 8日 (土)

チェンジかなえた米国民につづき日本も変革を

 アメリカ大統領選でオバマ氏が圧勝して数日が経つ。その間の世界の反応は歓迎の意向を示すのが大勢となっている。なによりもブッシュ政権に見られるような世界を意のままに引き回す一国覇権主義から対話と外交を重視する姿勢が好評を得ているようである。ブッシュの8年間でイラクとアフガニスタンの二つの戦争では、先制攻撃戦略というブッシュ路線で米国民に多大な犠牲者をもたらすとともに、、国際世論を無視し戦争協力を各国に押し付けてきた。それでもイラクもアフガンも解決の兆しも見えていない。また、新自由主義路線とかで経済政策は金融をカジノに変え、米国発の金融危機となって世界に悲鳴をあげさせてきた。こうしたブッシュ政治にアメリカ国民がノーを突きつけたことは画期的だ。ブッシュ政権は2001年の9・11同時多発テロ直後のアフガニスタン攻撃に続き、03年には国連を無視してイラク侵攻に踏み切った。開戦理由のウソがばれても戦争を継続してきた。そして世界から孤立する政権だった。失った信頼をオバマ新大統領がどうとりもどすか世界から注目されるだろう。それだけにオバマ氏が声を大にして叫んだ「Change」(チェンジ)のスローガンで、新たな方向を求める米国民の期待に応えられるか感心の的になる。アメリカ史上で最初の黒人大統領誕生は、人種差別の壁を乗り越えた歴史的なできごとであり、勝利宣言をしたシカゴでの10万人を超す熱狂的な映像は印象的であった。この一つをとってもアメリカ社会が新しい民主的な姿にチェンジする力があることを示したと思うし、そういうふうに発展することを注目しよう。そしてオバマ氏がかかげた政策で、イラクからの米軍撤退や核兵器廃絶、金融規制の強化などは大いに歓迎したい。しかし、他方ではアフガニスタン戦争は米軍増派と日本など同盟国の協力を強化する主張が含まれていることは感心できない。サブプライム住宅ローン破綻をきっかけとする金融危機、住宅・不動産はじめ、製造業での雇用縮小、数千万人ともいわれる貧困者数、増大する失業者など経済で大変な状況にあるアメリカをどう再生するか。これからじっくりと確かめたい。また、新しい指導者を選んだこの時期だからこそ、日本も今までのような目下の同盟者という、異常な対米従属から抜け出すような外交路線へ転換するべきだ。軍事同盟関係ではなく、中立の日本と対等・平等の日米関係へ転換するべきだ。そうした外交路線を確立しないと日本はいつまでも遅れた国になってしまう。しかし、自公内閣ではそんなチェンジはどうも期待薄ではないか。総選挙で日本流のChangeをしなければならない。解散したくてもできない、かと言ってずるずる先延ばしでジリ貧になる麻生内閣。「自公政治はもうごめん」という人々が増え続け、やむにやまれぬ意思表示をしめしたらチェンジは可能な時代だと思う今日この頃だからそのためにがんばろう!

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