« 「かんぽの宿」のたたき売りは絶対おかしい | トップページ | 「汚染米転売事件」業者が逮捕、それだけで終わるな »

2009年2月10日 (火)

また下がった麻生内閣支持、もはや「資質」以前の問題

 止まらな~い、止まらな~い、麻生内閣支持率!だいたい、20%を切れば普通は「下げ止まり」になるはずだがいっこうに止まらないのだから、断崖の絶壁で片足だけで突っ立っているようなものだ。今日の「朝日新聞」は「内閣支持14%に低下」と一面トップである。14%でもあるだけマシと見るか…、なんでも森内閣の末期は9%だったらしいから「まだマシ」と評価できないこともない。2月に入っての世論調査では「読売」新聞が1月よりマイナス0,7ポイントの19.7%、「共同通信」は同じくマイナス1.1ポイントの18.1%、「NHK」がマイナス2ポイントの18%、そして「朝日」のマイナス5ポイントの14%なのである。一方、不支持率は「NHK」の場合71%。また悪評ふんぷんの定額給付金についても「読売」で75%が、「NHK」で73%が「評価しない」「余り評価しない」と、依然として7割台もある。そして「朝日」の場合、「首相の『資質』に批判」「退陣ゾーン」というオマケ付の見出しまである。数々の「KY」はご愛嬌としても、「首相の資質」云々は自民党にとってはこのうえなく厄介であろう。わたし的にはもうとっくに「資質」がないと思っていたが…。だって7割8割の国民から大ブーイングの定額給付金にしても、また「100年に一度の経済危機」と言いながら、「10年に一度」ぐらいの手しか打たず、未曾有(「みぞゆう」と読まないで)の雇用危機なのに、激しく雇用破壊を進める大企業には何一つモノが言えないばかりか、大企業減税で応援まで行なう政治ではもはや総理としての「資質」のかけらも見えない。加えて恥を掻いているのが郵政民営化をめぐる国会答弁である。9日に「郵政民営化に反対だった」「民営化を進めたのは小泉さんと、担当大臣だった竹中(平蔵)さんだ」「(小泉内閣で)総務大臣だったけれども、郵政民営化担当から、私は反対だとわかっていたので、私だけ外された」としかとのたまった。それで与野党から批判の集中砲火をあびたので、10日には「間違いなく賛成ではなかった。最初に(小泉内閣の総務相に)指名されたときは反対だった」が、「二年間勉強して経営、長期的なことを考えたら民営化したほうがいいと考えた」と「賛成」に回った経緯を説明。この「ブレ」ぶりはウソに決まっている。去年の総裁選のさなかに「郵政」について「あの時の総務大臣は私だった。私が民営化を進めた」といわんばかりに胸を張る回想シーンがテレビで何度も放映された。ほんとうのことを言えば、民営化反対の立場だった島村農水相が、「郵政」を争点にしたてあげた衆院解散に反対し、小泉首相から罷免された。だから罷免されるのがイヤで信条を曲げたというのが麻生氏の本音だろう。いわば、大臣のイスほしさに政治信条を曲げた。政治家にとって政治信条を簡単に曲げるようでは「資質」以前の問題ではないか。ともかく、麻生首相は支持率を上げようと「ブレ」まくる、「ブレ」れば「ブレ」るほど、反比例して支持率が下がるのが今の現実だ。しかし、自民党には麻生氏に代わる人材もない。仮に誰かをデッチあげたとしても安倍、福田、麻生氏に続いて、国民の審判を経ない四人目のタマを据えることがあれば、それはそれでさらに自民党の支持率を下げてしまうのはまちがいない。ならば、春に予算が成立した段階で麻生内閣による「ヤケッパチ解散」でもやることをおすすめする。(アハハハ) その方が国民にとっては幸せだ。任期満了までこれ以上テレビに出てくるあの御仁の顔は見たくないし、がんばっても支持率回復する奇策もないだろうに。麻生氏は9日、小泉元首相について「(小泉氏に)常識的なことを期待する方が間違っている。奇人、変人としては正しい行為をした」とものたまった。小泉氏の「奇人、変人」ぶりは当たっているかも知れないけど、では、麻生氏は「常識的な」人なのか? もし、そうだとすればここまで支持率が落ちブレてはいなかったと思うけどいかがなものかな。

|

« 「かんぽの宿」のたたき売りは絶対おかしい | トップページ | 「汚染米転売事件」業者が逮捕、それだけで終わるな »