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2009年2月17日 (火)

「酩酊」大臣とともに日本経済も“墜落”

 先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)のあとの記者会見でろれつが回らず、言葉につまり、目はうっとり、どう見ても「酩酊」会見で、世界に醜態をさらした中川昭一財務相(北海道11区選出)が、予算案と関連法案が衆院を通過した段階で辞任する旨のニュースが流れている。昨日はこんな大臣でも麻生首相は「体調を整えて職務を全うせよ」と罷免どころかかばっていた。本人も本人なら首相も首相である。薬のせいだ、時差ぼけのせいだ、とかで記者会見前の飲酒は否定している財務相だが、しかし、ローマに向う機中でも会議前日の夜も、そうして当日の昼食会で出たワインを「たしなんだ」が「ごっくんと飲んではいない」なんて釈明しているが、だいたい、往路の機中で風邪薬と一緒に飲酒なんておかしい。公人なのだから大事な会議に向う時にそんな不注意があるか。森善朗元首相がテレビで「非常にお酒の好きな方ですから、お酒は気を付けなさいよということをずいぶん私も申し上げたことはある」というくらいだし、ほかにも注意したという人物などがテレビに出ていた。問題の記者会見の映像が何度もテレビで流されたが、あれが薬だけのせいとは見えない。米国のABCテレビでは、中川氏は記者会見ではなく、先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議の場でも「居眠りしているように見えた」と報じたらしい。同テレビは財務相が目を閉じてうつむいている様子をとらえた写真とともに、「自動車大手のトヨタや日産が何万人も解雇している状況は、目を覚ますのに十分な理由ではないか」「刺激が足りないなら、イタリア伝統のエスプレッソ(濃いコーヒー)がある」と皮肉られたそうである。麻生首相も夜な夜な高級な酒を飲みにホテルなどへ行く経歴があるから、同情して即座に罷免もできなかったのだろう。そもそもG7だけが問題じゃない。昨日も書いたが、衆院本会議の財政演説で官僚の書いた文書を26箇所も読み間違えること事態おかしい。「渦中」を「うずちゅう」とか、「歳入」を「歳出」とまるで反対に読むなんてどうかしている。どんな学歴か調べたらナント、ナント東京大学法学部ではないか。エッ!東大だと?あそこで間違った漢字の全部は定時制高校しか出ていないわたしでも正確に読めたよ…。学歴だけじゃない。やっぱりこの人も二世議員だった。エッ、なんで「やっぱり」なのかって?その意味はご想像におまかせするけどねえ。(アハハハ)。

 折りも折り、昨日、内閣府が発表した去年の10月から12月の国内総生産(GDP)速報値で、物価変動を除いた実質GDPは前期比3.3%減、年率換算では12.7%減という、第一次石油ショック当時の1974年1~3月期(前期比マイナス13.1%)以来35年ぶりの急激な落ち込みとなった。まさに「戦後最悪の経済危機だ」(与謝野馨経済財政担当相)である。韓国、シンガポールに続く墜落ぶりであり、経済危機の震源地であるアメリカでさえマイナス3.6%であり、ドイツ(-8.2)、イタリア(-7.1%)、フランス(-4.6%)、イギリス(-5.9%)よりひどい落ち込みだ。麻生首相はつい最近も「この経済危機から一番最初に抜け出せるのは日本だ」と威張っていたけど、もはや最低ランクではないか。それもそのはずで日本は手の打ち方が違うからだ。各国はそれなりに家計を重視して、内需を増やす努力をしているのに対し、日本は財界の戦略に沿って、自動車や電子、通信機器など外需頼みで輸出大企業応援に力を注ぎ、公的負担を軽減するなど税体系を変えたりし、一方で労働法制の規制緩和で不安定な雇用をまん延させ、ワーキングプアを広げ、内需を怠ってきたからだ。そのため輸出部門は-13.9%と最大の落ち込みであり、国民の所得が減り内需もマイナス成長になったからだ。そこへ消費税上げを示唆するからなおさらだ。そういう大事なときに「居眠り」財務相というまともでない大臣が経済の中心を担っているのだからどうしようもないわな…。最新の内閣支持率は日本テレビが9.7%、時事通信が16.4%。中川問題で軒並み一桁台に墜落するのも近いかな。

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