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2009年11月10日 (火)

11・8沖縄県民大会21000人の声を聞け!鳩山内閣よ

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 8日に東京と沖縄で同時に開かれた大きな集会は9日が新聞休刊日だったこともあり、どうも小さな扱いだったようである。東京では全労連や民医連など多くの団体による実行委員会で、「新しい未来(あす)へ!11・8国民大集会」。3万5千人が集い、雇用、営業、命を守れと政府にせまる大集会である。沖縄の大集会は宜野湾市で開かれた「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」である。主催は同実行委員会である。沖縄県全体の人口は139万人弱、この集会に集まった人々は主催者発表で21000人。県民の67人に一人が参加したのだからすごい規模だ。もの凄い熱気があったのだろう、運動を進める募金は250万円超えたと言うから驚く。そしてほとんどの自治体の首長さんや首長代理などが出席したそうである。共同代表で挨拶したのは伊波洋一宜野湾市長で「戦後64年も続く米軍基地の負担、苦しみと悲しみに終止符を打つ英断を鳩山首相に求める」ときっぱりと訴え。また翁長雄志那覇市長も共同代表に名を連ね、「私は保守系の政治家だが、県民の心は基地の整理・縮小で一つになれる」とあいさつ。集会の名称もシンプルで文字通り「辺野古への新基地建設と県内移設に反対」という一致点でこれだけ大勢があつまったわけだ。ところが鳩山政権はオバマ大統領と会談する日がせまるにつれ、「嘉手納統合」だとか、「辺野古やむなし」だとか、選挙前の「国外・県外で見直す」という公約はどこ吹く風で「県内たらいまわし」ばかりが叫ばれている。まさにハトからタカになりかけているのだ。県民大会に結集した人たちの統一した声は「普天間基地の即廃止」なのだ。しかし、アメリカのゲーツという国防長官の恫喝マンがきて「辺野古への移設なしには沖縄の海兵隊の縮小も土地の返還もない」と脅迫されて、「国外」も「県外」も引っ込めて結局は「県内たらいまわし」しかないというのだ。いったいどの国民の土地を占領しておいて恫喝するのか。何を根拠に返還しないと言えるのか。まるでヤクザまがいである。そんな恫喝に一蹴される新政権にも批判が高まっている。米軍再編をすすめたラムズフェルド米元国防長官は03年に上空から普天間飛行場を視察して「こんな危険な基地があるのか」とびっくり。「米国内の基準では設置が許されない、世界一危険な基地」と言われたのが普天間飛行場だ。米国の中では作れないような基地を沖縄に押し付けておいてなんという恫喝をするのか。オバマ大統領来日がせまるなか、昨今あたりから「先延ばし」論がではじめているが、いつまで宜野湾市民、危険と隣り合わせの普天間の住民に苦しみを続けさせるのか。鳩山首相は8日の県民大会の声をどう聞くのか。それとも「聞く耳」もたないのか?… そんな折も折、同じ沖縄の読谷村の道路沿いの雑木林でウオーキング中の66歳男性が血を流して死んでいる事件があり、どうやら米軍関係の車両が自動車修理工場に預けられていたことから、米軍関係者によるひき逃げ死亡事件というのがきわめて濃厚になってきた。つい先ほどテレビで「米軍は車の持ち主を事情聴取」と報道した。だとしたらまるで沖縄県民を虫けらのように扱い殺してしまう無法な仕打ちではないか。同村では昨年9月にも米陸軍軍曹による飲酒事件があったという。跳ねられたのは県民大会の前日(7日)の夕刻だった。こんな悲惨なことが日常茶飯事に引き起こされていることだけを見ても即刻米軍基地撤去こそ必要だ。鳩山首相はオバマ大統領にきっぱりとモノをいうべきである。(写真は沖縄県民大会=JCPホームページから)

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