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2009年11月20日 (金)

官房機密費の透明化を求めていた民主党が与党になって豹変

エエエッ――!なに???領収書不要の使途不明金として内閣官房機密費(「報償費」と呼ばれる)が、総選挙投票日の二日後に2億5千万円が前自公政権下で支出され、鳩山政権になってからも2回で1億2千万円支出だと??!…総選挙の投票日(8月30日)で敗北し政権交代が確定した直後の9月1日に前自公政権下の河村建夫官房長官名で請求され、後日支払われていることが判明。日本共産党の塩川鉄也衆院議員が入手した資料によると、それまで毎月1億円づつ支払われ、総選挙翌々日に2億5千万円と2.5倍もの金を請求し支払われたという。機密費は年間14億6165万円。まるで「総選挙敗北で残っているものはもらえ」と言わんばかりに突出した額である。この機密費は、「国家機密」として使途はもちろん、どこへ支出したのか支出先も領収書も不要で、会計検査院の監査も免除されている摩訶不思議な金である。フリー百貨辞典「ウィキぺディア」によると、「以前から『権力の潤滑油』などと呼ばれ、不透明な支出に疑惑の目を向けられていた。しかし、近年の外務省や都道府県警察本部の報償費が裏金としてプールされたり、横領されていた問題の発覚を受け、元内閣官房長官塩川正十郎が『外遊する国会議員に餞別として配られた』、『政府が国会対策の為、一部野党に配っていた』、『マスコミ懐柔の為に一部有名言論人に配られていた』など、内閣官房報償費の実態をテレビで暴露する。報償費の使い方にマスコミや一部野党による批判や追及が激しくなり、与野党政治家主催のパーティー券購入や会食、紳士服の購入、さらには官房長官による私的流用疑惑なども噴出」とある。鳩山政権になってからも2回で1億2千万円受け取ったことは昨日平野博文官房長官も認めたが使途については「適切に私が責任を持って判断し、対応している」としか言わない。民主党っておかしいよね。野党時代の2001年には党首だった鳩山氏が使途を公表させる法案を国会に提出までしたのだ。ところが政権をとると豹変して「すべてをオープンにすべき筋合いのものとは、必ずしも思っていない」そうである。使途も領収書も会計監査も不要の金なんて、例えば誰かがその1割でも内ポケットに入れても判らない「つかみ金」じゃん。当然、「会食、紳士服」に化けるってことも推測されるのが普通じゃないか。私的流用まで行かなくとも、外遊議員への餞別、野党やマスコミ懐柔資金、パー券購入資金に化けたことが過去にもあったといういわく付きの金と言う性格からすればそういう推測はたやすいことだ。ましてや前自公政権が総選挙に敗北して政権が変わる時に使途なんてあるはずもないのに、一気に2億5千万円なんてまことに疑わしい重大な疑惑があると言わざるをえない。まして野党時代には官房機密費の透明化を求めていた民主党がたちどころに非公開にする態度は、自民・公明時代とどこが違うのか。それにしても機密費問題を昔から追及しているのは日本共産党しかないというのも情けない限りである。機密費問題に限らず、審議入りしてわずか二日で衆院財務金融委員会で強行採決する乱暴な議会運営や、「無駄の洗い出し」と称する「事業仕分け」では生活関連事業までやり玉にあげばっさり廃止や見直しをする、あるいは国会会期を短くし鳩山・小沢氏関連のカネ問題の追及を封殺するために党首討論さえ行なわない非民主的やり方などなど、新政権もまるで旧来の自公政権とは変わらない姿となりつつあると言わねばなるまい。

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