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2009年11月 8日 (日)

岡田外相は対米従属の典型みたいな外務大臣だ

 岡田克也外務大臣が沖縄県宜野湾市の米軍普天間基地を米空軍嘉手納基地に統合する案を示して以来、嘉手納町民の怒りが沸騰している。嘉手納町のホームページによればこの町は5263世帯、人口13942人とある。その小さな町で昨日11月7日午後、「米軍普天間飛行場の嘉手納統合案に反対する町民大会」を開き、2500人の町民が参加したことを今日の「しんぶん赤旗」が一面トップで伝えている。別段、「赤旗」が報道したからと言っても共産党が主催した集会ではない。岡田外相の「嘉手納統合」発言が出てから以後に、「町内各種団体で構成する『米軍普天間飛行場の嘉手納統合案反対実行委員会』を急きょ結成、米軍普天間飛行場の嘉手納統合案に断固反対しその撤回を強く要求するため、町民大会を開催することにいたしました」と、町の公式HPにもお知らせが掲載されている。実行委員長は宮城篤実町長である。問題の岡田発言は10月23日と27日の定例記者会見以降である。だから実行委員会を結成したのも、集会を決めたのもまさに1~2週間での出来事である。その短時間でありながら人口比で18%、世帯比ではほぼ2世帯に1世帯の割合で町民が集ったことになる。ビックリするようなパワーである。「しんぶん赤旗」報道から様子をいくつか拾ってみる。「会場の役場近くのロータリー広場には、『嘉手納町民の要求である基地の整理縮小と静かな夜を返せ』など4つのスローガンが書かれた垂れ幕が――。緑色のハチマキを締めて『統合案断固反対』『われわれの生活をこれ以上踏みにじるな』などと書かれたプラカードを持った老人クラブから子ども会まで町民ら2500人が参加。町内をデモ行進しました」と冒頭に報じた。実行委員長の宮城篤実町長は、岡田外相の発言について『沖縄へこれ以上の基地負担をさせない』との総選挙公約に逆行するものとして『統合案は引っ込めてもらいたい』と厳しく批判。『鳩山首相は立派なことを言っているのだから行動して立派な結果を出してもらいたい』と延べ、『この話(統合案)には絶対に乗らない。不退転の決意で統合案を粉砕しよう』と呼びかけると、『そうだ』の掛け声と拍手がおきました」と報じるしんぶん赤旗。大会で採択した決議には、岡田外相発言について「町民に新たな犠牲を強いるものであり、断じて容認できるものではない」と厳しい抗議も示されている。5団体の意見発表でも町議会議長は「鳩山政権はアメリカの圧力に屈することなく民意を尊重して対米交渉することを求め」たことも紹介している。嘉手納高校生徒会長の発言は、「僕の生まれ育った町に爆音が毎日何回も勝手に割り込んできます。部活中も友達と話しているときも。普通の静かで穏やかな町で暮らしたい」と語った。「しんぶん赤旗」は16面でも詳報を伝える。町民の声だ。「授業中に先生の声が聞こえない」「(低空飛行する)パイロットの顔が見える。墜落がこわい」「基地があればいつでも戦争を仕掛けてほしいといっているようなもの。嘉手納基地もなくなってほしい」「岡田さんには怒っていますよ。嘉手納への移転は絶対ダメ。いまでも爆音がすごいのに」「今朝も爆音がすごかった。耳が遠くなって頭のなかがワーワーする。嘉手納に住んでみないとわからない」などなど苦悩の声が紹介されている…。いったい岡田克也外相は沖縄県民のこんな苦しみを知っているのか?知っていてもゲーツ国防長官の恫喝でアメリカを選んだのか?「あなたはどこの国の外務大臣か」と言ってやりたい。普天間基地のある宜野湾市は3万数千世帯、約9万の人口だから、ひょっとして岡田外相は「受ける被害は普天間より嘉手納の方が小さい」とでも解釈しているのではと疑いたくなる。鳩山首相が選挙中に公約した「国外・県外移設」論は「あれは公約ではない」としゃしゃり出て否定してまで、持論の「嘉手納統合」に執念をもつウラに何があるのか伺いたいものである。まさか、アメリカと密約なんてことはないでしょうね。対米へっぴり腰外交の岡田さーん!!!

*今日は沖縄では「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」が開かれる。東京では「新しい未来へ!国民大集会」を開かれた。明日は新聞休刊日、これらの集会の速報はJCPホームページで動画も含めて掲載されている。

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