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2010年5月 7日 (金)

民主党山岡国対委員長の暴言は辞職ものだ

 鳩山首相の訪沖に関する第3弾である。民主党政権にとってこの訪沖がどんな意味があったのか苦悩している象徴的なニュースがあった。NHKが6日午後に報じたニュースだが、同党の山岡賢次国対委員長(栃木4区選出)が党内の女性の会議で、自民党など野党が普天間基地の移設問題をテーマにした衆院予算委員会の集中審議を求めていることについて、国民生活に直結する問題を優先すべきだとして当面は応じられないと述べたというニュースである。その際、山岡氏は「普天間問題は、直接的には国民の生活に影響していない。地方では雲の上の問題であり…」などと述べたのだ。これに対し会合に出席していた沖縄の糸満市の女性市議が、「普天間基地問題は、われわれにとって生活を破壊される問題だ。沖縄県民を冒涜する発言だ」と抗議した。山岡氏はその場で謝罪し発言を撤回したというのである。謝罪し撤回して済む問題ではなく役職の辞任ものだ。日本全体の国民の平和と暮らしに関わる基地問題より、手当など金さえばらまいていればいいんだという国民を馬鹿にした話だ。抗議した女性は市議だが、市会議員というのは一番国民と身近な存在であり、所属政党が国政で不祥事を犯せばそのお叱りをモロに受ける場合が多々あるから抗議は当然だ。山岡氏は国対委員長という肩書きで衆参の区別がないから、両院の国会対策に責任を負う重責を担っている。そういう役職にある人が例え謝罪、撤回してもあまりにも沖縄県民の戦後65年の苦悩すら知らない軽率発言である。首相も首相なら国会運営のイロハも知らない人が国対委員長とは…。ひょっとして民主党の国会議員というのは概ねこういう水準の知識ではないかと思った。だから鳩山首相がクルクル、クルクル、クルリンパーと党首としての公約を簡単に破りすてても、沖縄の正装である黄色のかりゆしウエアを着て頭を下げれば辺野古沖合いへの移設を納得してもらえるとでも思って訪沖したのではないかとさえ思えた。国会対策に責任を負う対策委員長が党内の会議とはいえ「国民生活に影響しない」とまで発言するのだから…。まあ、普天間問題をその程度にしか考えていないのだからついつい本音がでたのだろう。国会議員にあろうはずがない非常識で初歩的な発言だ。ネットでNHKの動画も見たがめっぽう自信をもって強調していたからねえ。普天間問題の迷走劇も、首相の訪沖のシナリオもトボケの名人、平野官房長官、その他関係者の作成したシナリオだったのだろう。「首相がじきじきに行って頭を下げれば大丈夫」なんて官邸サイドのシナリオだったのではないか。こうしてみてくると初の政権とはいえ、あまりにも民主党政権は政権運営のそもそもを知らない烏合の衆に見える。そんなことを思っていたら今度は鳩山首相の祖父である鳩山一郎元首相のお墓に黄色い塗料が塗られたというニュースである。そういう行為は断じて許せない行為である。余談だが、歴代の大物首相の孫で首相経験者は四人らしい。非自民の細川護煕氏は8ヶ月かそこらで小選挙区制と政党助成金制度を導入しただけで政権をポイ捨て。安倍晋三氏も11ヶ月かそこらで突然、過度のストレスとかで政権投げ出し。3人目は「空気が読めない」(KY)で有名な麻生太郎氏も1年もたず。そのあとに続くのが政権交代した鳩山首相である。この人も重要な訪沖を前にした時期に何かのイベントに出向いて「ユッキーこと鳩山由紀夫で~す」とKYにおどけていたテレビ画面があった。企業家の場合は創始者が獅子奮迅の活動で成功して、二代目はそれを学んでそこそこやるが、3代目は企業を滅ぼすというジンクスがあるという。それはそれで企業内の問題だが、大物元首相の威光をかりて1国のリーダーとなった「孫」総理は先例3人のようなマゴマゴした政治で国を滅ぼされて困るのは1億2千万余の国民なのである。もう4例でハッキリしたのだからマゴ首相は今後お断りしようではないか。庶民の皆さん!

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